日本の蒸し暑い夏、お留守番させる猫たちが熱中症にならないようクーラーをつけて出て行くのは当然ですが、それでもちょっと心配になることありませんか？
私が以前暮らしていたお部屋は、冬は暖かくて快適、でも夏はとても暑くて、飼い猫を置いて外出する時は本当に心配でした。
室温を低めに設定し、サーキュレーターも天井に向けて回していた記憶が・・。
でも、帰宅するとだいたいクローゼットの中や出窓など、あえて暑い場所にいるんですよねぇ、、、。
猫にとって日光浴は必要な行動ですし、犬に比べて暑さに強い傾向は確かにあります。
気が済むまで日向ぼっこをして、暑くなるとひんやりした場所でクールダウン。サウナと同じですね。
さらに、エアコンや扇風機の風が体に当たることをとにかく嫌い、エアコンをつけると風が当たらない場所に散っていきます。
だからといって、熱中症対策をしないで良いわけではありません！
実際に、室内での熱中症にかかる猫ちゃんはいます。
おすすめは、猫が自分で体温調節ができるよう、暖かい場所と冷えている場所の両方を作ってあげること。
エアコンは人が心地よい温度に設定し、涼しいけど風が当たらない場所と日が当たる暖かい場所の２箇所にベッドを用意してあげれば、あとは自分で選びます。
ただ、猫は寝床を定期的に変更する習性があるため、新たなお気に入りスポットがないか日頃からよく観察しておきましょう。
また、シニアの猫は人と同じく温度感知力が衰えていることがあります。気がついた時には熱中症に・・・ということにならないよう、近距離で涼しい場所に移動できるようなお部屋のレイアウトを工夫しましょう。